TOEICリスニングは発音が命?「英語耳」取得でスコア200点UP!

英語お役立ち

あなたは今、TOEICのリスニングpartで

 

「実際の英文を読んだら大体意味が理解できるが、なぜか聞き取れない」

 

このような状態に陥っていないでしょうか?

 

「英文を読んだら大体理解できる」

ということは、おそらく単語や文法の学習を一生懸命頑張っているからだと思います。

 

なのに、音声になると聞き取れない…

 

なぜだと思いますか?

 

 

その理由の大部分は、おそらくあなたが『英語の発音』に慣れていないからです。

 

それもそのはず。

 

実は、英語の発音には「音」が40個以上もあり、その中でも、日本語と同じ音はほんの数個しか存在しないのです。

taison
taison

これだけかけ離れた言語となると、聞き慣れないのは当たり前ですよね。

そこで、今回は英語の発音を克服するべく有益な情報をお伝えできればと思います。

 

  1. TOEICリスニングのスコアアップ最大の肝は英語の『発音を理解すること』
  2. 英語の発音には5つの要素がある
    1. 英語固有の『音』
      1. 母音同士で紛らわしい音4パターン
      2. 子音同士で紛らわしい音7パターン
      3. 母音と子音で紛らわしい音2パターン
    2. アクセント
      1. アクセントの違いで意味が変わってしまう単語がある
      2. 同じ英語圏でも国によってアクセントが違う
      3. アメリカ英語とイギリス英語の違いさえを知っていればある程度対応できる
    3. リズム
      1. 英語のリズムの原則
    4. イントネーション
    5. リエゾン
      1. リエゾンは主に3種類ある
        1. 【リエゾン①】リンキング=『連結』
        2. 【リエゾン②】リダクション=『脱落』
        3. 【リエゾン③】アシミレーション=『同化』
        4. 【例外のリエゾン】アメリカ英語特有の音声変化『フラッピング=はじき音』
  3. TOEICリスニングのスコアを上げる発音の学習方法
    1. 英語の発音を克服するオススメの参考書は『英語耳』
      1. 『英語耳』の活用方法
        1. 解説をよく読みCDの音声の真似をしてみる
        2. 慣れたらひたすらCDの音声を聞きながら反復練習
        3. 仕上げはシャドーイング
      2. 【注意点】
    2. 『英語耳』が終わったら公式問題集に切り替え
      1. ディクテーションで実力を分析
      2. 【レベル1】『オーバーラッピング』
      3. 【レベル2】英文を見てリピーティング
      4. 【レベル3】ルックアップ&セイ(Look-up & Say)
      5. 【レベル4】英文を見ないでリピーティング
      6. 【レベル5】音読
      7. 【レベル6】シャドーイング

TOEICリスニングのスコアアップ最大の肝は英語の『発音を理解すること』

冒頭から述べているように、TOEICリスニングのスコアを上げる方法は、

 

とにかく英語の発音に慣れること

 

これしかありません。

 

いくら英単語を完璧に覚えたとしても、その単語が何と発音されるのか知らなければ、文章として聞いたときに全く聞き取れないのです。

 

英語の発音には5つの要素がある

英語の発音は、主に5つの要素から成り立っています。

英語の発音の5つの要素①英語固有の『音』

 

②アクセント

 

③イントネーション

 

④リズム

 

⑤リエゾン

 

この5つの要素のうち1つでも欠けているとなかなか英語の発音は克服できません。

 

1つ1つ理解していきましょう。

 

英語固有の『音』

英語には固有の『音』があります。

また、そのほとんどが日本語にはない音なので、日本人が1番苦戦する要素と言ってもいいでしょう。

 

英語の教科書などでも見たことがあるかもしれませんが、以下が英語の発音の種類です。

 

taison
taison

正直ちんぷんかんぷんですよね?(笑)

 

たしかにこのすべてを1つ1つ個別に理解するのはなかなか難しいと思います。

 

ですが、大体の音は「聞く」ことはできるので、TOEICのリスニング対策という意味でもすべてを把握する必要はありません。

 

ここで大事なのは、日本人が間違いやすい紛らわしい音を確実に理解しておくということです。

パターンはいくつか決まっているので、これだけはしっかりおさえておきましょう。

 

母音同士で紛らわしい音4パターン

まずは母音同士で似ている音を区別できるようになりましょう。

 

①日本語では「ア」に聞こえてしまう音

発音記号【母音】
ʌ hut[hʌ́t]
æ hat[hǽt]
ɑ hot[hɑ́t]

 

②日本語では「エ」に聞こえてしまう音

発音記号【母音】
e bed[béd]
æ bad[bǽd]

 

③舌を巻くような「r」と発音する音

発音記号【母音】
ɑːr barn[bɑ́ːrn]
əːr burn[bə́ːrn]
ɔːr born[bɔ́ːrn]

この3つは、舌を巻くような「r」という言い方になりますが、最初の方の動かし方が違います。

 

④日本語では「オー」と聞こえてしまう音

発音記号【母音】
ɔː law[lɔ́ː
ou low[lóu

 

子音同士で紛らわしい音7パターン

子音同士でも紛らわしい音はけっこうあります。こちらもしっかり把握しておきましょう。

 

①日本語では「ラ行」に聞こえてしまう音

発音記号【子音】
fly[flái]
fry[frái]

 

②日本語では「ブ」と聞こえてしまう音

発音記号【子音】
b best[bést]
v vest[vést]

 

③日本語では「フ」と聞こえてしまう音

発音記号【子音】
f fold[fóuld]
h hold[hóuld]

 

④日本語では「シ」に聞こえてしまう音

発音記号【子音】
s see[síː]
ʃ she[ʃíː]

 

⑤日本語では「ス」に聞こえてしまう音

発音記号【子音】
s sick[sík]
θ thick[θík]

 

⑥日本語では「ジ」に聞こえてしまう音

発音記号【子音】
z reason[ríːzn]
ʒ vision[víʒən]

 

⑦日本語では「ズ」に聞こえてしまう音

発音記号【子音】
z close[klóuz
ð clothe[klóuð

 

母音と子音で紛らわしい音2パターン

①日本語では「イ」と聞こえてしまう音

発音記号【母音・子音】
i ear[íər]
j year[jíər]

 

②日本語では「ウ」と聞こえてしまう音

発音記号【母音・子音】
u ooze[úːz]
w woos[wúːz]

 

最低でもこれらの13パターンの紛らわしい音の違いは、理解して聞き分けられるようになっておきましょう。

 

アクセント

アクセントの違いで意味が変わってしまう単語がある

アクセントとは英単語の中で最も強く読まれる部分ということはご存知かと思いますが、

実は、このアクセント位置によって名詞から動詞に品詞が変わってしまう単語や全く意味が変わってしまう単語があるのです。

 

ということは、先程お伝えした英語固有の音の発音は正しかったとしても、アクセントが理解できていないれば、全く別の単語として認識してしまうことも十分あり得るということなのです。

 

英語のアクセントには、ルールがあるのでそれを理解していれば、意味の予測も格段にしやすくなります。

詳細は、英語のアクセントがわからない?勉強のコツは大原則と定番パターンを参考にしてみて下さい。

 

ただ、TOEICリスニングにおいては『聞く』ことさえできればいいので、最低限

  • アクセントが違うと品詞が変わってしまう単語

 

  • アクセントが違うと全く意味が変わってしまう単語

 

だけでも知っておくと、かなりのスコアアップにつながると思います。

 

①アクセントが違うと品詞が変わってしまう単語一覧

品詞が変わるだけなので、大きな意味の違いはありませんが、文脈上品詞が違っていると意味がおかしなことになってしまいます。


re-cord (名詞) … 記録、レコード
re-cord(動詞) … 記録する、録音 (録画) する


sus-pect (名詞) … 容疑者
sus-pect(動詞) … 疑う、嫌疑をかける


im-port (名詞) … 輸入、輸入品
im-port(動詞) … 輸入する


in-sult (名詞) … 侮辱、無礼
in-sult (動詞) … 侮辱する


con-flict (名詞) … 衝突、対立、戦争
con-flict(動詞) … 衝突する、対立する


per-mit (名詞) … 許可証
per-mit (動詞) … 許可する


re-ject (名詞) … 不良品、不合格品
re-ject (動詞) … 拒絶する、不合格にする


 

②アクセントが違うと全く意味が変わってしまう単語一覧

これらの単語を聞き間違えると、大変なことになるので、とくに知っておく必要があるでしょう。


in-va-lid (名詞) … 病弱な人、病人、体の不自由な人
in-val-id (形容詞) … 無効な、効力のない


con-tent (名詞) … 中身、内容物
con-tent (形容詞) … 満足している


en-trance (名詞) … 入口
en-trance(動詞) … 夢中にさせる、うっとりさせる


ref-use (名詞) … ごみ、廃棄物
re-fuse (動詞) … 断る、拒絶する


ob-ject (名詞) … 物体
ob-ject (動詞) … 反対する、異議を唱える


des-ert (名詞) … 砂漠
des-ert (動詞) … 見捨てる、放棄する


con-sole (名詞) … (電子機器などの) 制御装置、操作卓
con-sole(動詞) … 慰める、元気づける


これらの単語はかなり重要なので最低限覚えておきましょう。

 

同じ英語圏でも国によってアクセントが違う

アクセントとは、いわゆる『訛り(なまり)』とも言い換えられます。

taison
taison

同じ英語でも、『オーストラリア訛り』『ニュージーランド訛り』など独特のアクセントで発音される英語もあるので、一般的なアメリカ英語ばかりに慣れていると、その他の国の英語訛りを聞き取ることができないのです。

 

現在TOEICでは、

  • アメリカ🇺🇸
  • イギリス🇬🇧
  • カナダ🇨🇦
  • オーストラリア🇦🇺
  • ニュージーランド🇳🇿

の全5カ国の英語が使用されています。

 

どの国も英語を公用語としている英語圏の国の発音ですが、

 

それぞれの国によってアクセントが違うので、TOEICリスニングのさらなるスコアアップのためには、このそれぞれの国のアクセントの違いも把握する必要があるのです。

 

アメリカ英語とイギリス英語の違いさえを知っていればある程度対応できる

基本的にアメリカとカナダは発音が近く

イギリスとオーストラリア、ニュージーランドが発音が近いと言われています。

 

基本的に日本で習うのはアメリカ英語であることが多いため、アメリカ英語を基準にTOEICの学習をすることが多いかもしれませんが、

オーストラリアやニュージーランド英語はイギリス英語に似ているため、イギリス英語のリスニングに慣れておけば、ある程度の発音の聞き分けがしやすくなります。

そのため、まずはアメリカ英語とイギリス英語の違いを知っておきましょう。

 

 

アメリカ英語とイギリス英語での発音やアクセントの違いがある頻出単語

単語 意味 アメリカ英語の発音 イギリス英語の発音
advertisement 広告 ドバタイズメント アドヴァーティスメント
asked お願いされる アーストゥ アースクトゥ
brochure パンフレット ブローシュアー ローシュア
better 〜の方がいい ベラー ベター
civilization 文明 シヴィリゼイション シヴィライゼーション
data 情報 ダータ データ
door ドーア ドー
exit 出口 エグジット エクシット
either どちらか イーザー アイザー
garage 車庫 グラージ ガレージ
launch 昼食 ランチ ローンチ
mayor 市長 メイヤー メアー
mobile 可動性の モーブル モーバイル
often しばしば オーフン オフトゥン
schedule 予定 スケジュール シェデュー
tour ツアー トゥアー トー
version ヴァージョン ヴァーション
vase 花瓶 ヴェイス ヴァース
vitamin ビタミン ヴァイタミン ヴィタミン
water ウォーラー ウォーター

参照:https://eureka-blog.com/toeic-pronounce

 

他にもたくさんありますが、最低限これだけでも覚えていれば、TOEICリスニングでかなり訛りを聞き分けられるようになるでしょう。

 

リズム

英語を正確に聞き取るには、日本語にはない特有のリズムに慣れることも非常に重要となります。

 

リズムとは、英語で話す際に、ある単語は強くそのあとの単語は弱くというようにメリハリを付けて発音することです。

 

ところが、私たちが話している日本語は一定の声量、一定のスピードで読むのが聞き取りやすく美しいとされています。

taison
taison

アナウンサーの話し方が聞き取りやすいのは、ニュース原稿を読む際にリズムの波が少ないからなんですね。

そのため、私たち日本人は英文の波を打つようにつながったリズムの話し方に慣れておらず、リズムの波の「谷」に部分にあたる弱く発音される単語を聞き取れないということが起きるです。

 

そうならないためにも、この英語のリズムの法則を理解してしっかり聞き取れるようになっておきましょう。

 

英語のリズムの原則

基本的に、英語のリズムには

 

内容語』→  強く、ゆっくり

機能語』→  弱く、早く

 

という原則があります。この原則は最低限知っておきましょう。

 

『内容語』とは、いわゆる実質的な内容を含む単語

『機能語』とは、内容語との文法上の関係を示す単語

のことを言います。

 

例えば、以下のような2つの文を見てください。

赤くなっている単語がいわゆる『内容語』で、主に名詞、本動詞、形容詞、副詞、疑問詞、数詞はこれにあたります。

 

また、それ以外が『機能語』となり、主に冠詞、前置詞、接続詞、代名詞、関係詞、助動詞などの繋ぎ役の品詞がこれにあたります。

となります。

 

taison
taison

上の文を見てもわかるように、

『内容語』となるのは、その単語単体だけでも意味がある単語ということがわかりますね。

 

また、一方で『機能語』を見てみても、その単語のみでの実質的な意味はないということがわかりますよね?

 

このように、英語のリズムの原則も頭に入れておくと、TOEICリスニングの学習もスムーズに進みやすくなると思います。

 

イントネーション

イントネーションとは、話すときの声の「高低」の変化、つまり日本語で言うところの「抑揚」にあたります。

 

英語には、リズムと同様に日本語にはない独特のイントネーションがあり、

このイントネーションも、理解できていないと違うニュアンスで聞き取ってしまうということが十分起こり得るので、注意が必要です。

 

例えば、

 

Excuse me!

 

は、イントネーションの上げ下げの違いで

ちょっといいですか?」や「もう一度言ってくださいますか?」という意味にもなれば、

ごめんなさい」という意味になることもあります。

 

このように、イントネーションの違いだけでも意味が変わってしまうということをしっかりと理解しておきましょう。

 

リエゾン

リエゾンとは、

 

good afternoon(グッド アフタヌーン)を   → 「グダフタヌーン

 

と発音するように、2つ以上の単語の音が繋がって聞こえる現象のことで、一般的には音の『連結(リンキング)』とも呼ばれています。

 

このリエゾンは、日本語では全くない音の変化なので、私たち日本人にとっては、このリエゾンを聞き慣れていないことが、英語を聞き取れない大きな原因の1つとなり得るのです。

 

このリエゾンが理解できているかできていないかでTOEICリスニングのスコアは格段に違ってくるので、確実に理解しておきましょう。

 

リエゾンは主に3種類ある

英語の音声変化には、先程の単語と単語が繋がって聞こえる(リンキング)=『連結』だけではなく、

リダクション = 『脱落』

アシミレーション = 『同化』

 

という要素も含めて3種類あります。

taison
taison

一般的にリエゾンは、英語の音声変化のうちリンキング=連結』のことを指しますが、ややこしくなるので、

今回は『リエゾン』のことを、上の3種類の「音声変化」を総称したものとして認識して下さい。

 

【リエゾン①】リンキング=『連結』

リンキングとは、先ほどもお伝えした通り、

単語と単語の音がつながることを指します。

 

英語で会話をする際は、単語を一つ一つ独立して発音することはなく、つながって発音するため、単語の切れ目がわかりにくくなってしまうことで、聞き取りづらくなるのす。

(例)give up [gívʌ́p]
「ギブ アップ → ギップ」

 

【リエゾン②】リダクション=『脱落』

リダクション=『脱落』とは、

英語での自然な会話の中で、ある音を発音しなくなることを指します。

つまり、英会話において省略され発音されなくなる音は当然慣れていなければ全く認識することはできないのです。

 

(例)hot milk [há(t)mílk]
「ハットゥ ミルク → ハッミルク」
(t)の音が省略され発音されていない。

 

【リエゾン③】アシミレーション=『同化』

アシミレーション=『同化』とは、

単語と単語の音がつながって別の音に変化することを指します。

 

つながるだけではなく、別の音に変化するため、『連結』よりもさらに注意が必要となるでしょう。

 

(例)get you [gét()júː]
「ゲットゥ ユー  →  ゲッチュー」
(トゥ)が(チュ)に変化している

 

【例外のリエゾン】アメリカ英語特有の音声変化『フラッピング=はじき音』

『連結』・『脱落』・『同化』の音声変化以外にも、例外としてアメリカ英語でのみ起こる『フラッピング=はじき音』も重要な音声変化となるので、理解しておきましょう。

 

フラッピング=はじき音』とは、

破裂音である「t」や「d」を破裂させずに、日本語の「ラ」行に近い音になるように発音することを指します。

(例)water [wɔ́ːtər]
「ウォーター→ ウォーラー

taison
taison

外国人が「水」を「ウォーラー」と言っているのをたまに耳にすることがあるのではないでしょうか。

実はこれはアメリカ英語だったんですね。

 

いかがでしょうか?

 

これらの5つの発音の要素は、英語を第二言語として習得するには、間違いなく必要な要素なので、地道に何度も学習を積み重ねていきましょう。

 

TOEICリスニングのスコアを上げる発音の学習方法

まず大前提としてですが、TOEIC初心者で、現在のスコアが400点前後という人は、

 

リスニングの学習以前に、英単語の学習を最優先させて、とにかくそちらに全力を注ぎましょう。

taison
taison

英単語の理解ができなければ、そもそも文章を読んでも理解できないので、

そのような人がリスニングの学習をしても聞き取れるはずがありませんからね。

 

英語の発音を克服するオススメの参考書は『英語耳』


改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる [ 松澤 喜好 ]

 

初心者の場合は、この『英語耳』の

  • 第2章 発音バイエル(子音編)
  • 第3章 発音バイエル(母音編)
  • 第4章 発音バイエル(R編)
  • 第5章 発音バイエル(音声変化編)

のみをやり込むだけで、かなりリスニングの聞きやすさが変わってくるので、非常にオススメです。

 

この『英語耳』がオススメな理由は、以下の通りです。

 

『英語耳』がオススメな理由①日本人が苦手とする英語の音を網羅している

②付属のCDで反復して連写しやすい

 

『英語耳』がオススメな理由は、1つは日本人が苦手とする「英語固有の音」を網羅しているという点です。

 

最初にも述べたように、英語は日本語にはない音が数多く存在するため、正確に英語を聞き取るにはこの「英語固有の音」に慣れるしかありません。

 

『英語耳』では、その「英語固有の音」をしっかり網羅しており、とくに日本人がつまずきやすいポイント発音の仕方などが丁寧に解説してあるため、効率よく発音の学習ができるのです。

 

また、付属のCDを使えば20分程度で子音から母音の固有の音を一通り学習できるため、非常に反復しやすく続けやすいという点も本書をオススメする理由です。

 

『英語耳』の活用方法

では、『英語耳』活用方法を紹介していこうと思います。

是非参考にしてみて下さい。

 

解説をよく読みCDの音声の真似をしてみる

まずは、CDの音声のマネからです。

 

基本的には第2章〜5章までの内容だけでOKです。

とにかく、解説を良く読み、子音から母音、音声変化までの内容をCDの音声を聞きながらマネをして発音してみましょう。

taison
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少しでも、CDの音声に近づけるように意識することが大切です。

 

慣れたらひたすらCDの音声を聞きながら反復練習

第2章から第5章まで一通り聞いて慣れたら、そのあとはひたすらCDの音声聞きながらひたすら反復練習です。

大体20分程度あれば、一通り終えることができるので比較的反復練習はしやすいと思います。

taison
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どうしても上手くいかない音はチェックをして、より多く聞いて練習するようにしましょう。

大事なのは何度も聞いて慣れることです。毎日2週間〜1ヶ月を目安に頑張ってみましょう。

必ず英語の聞きやすさが変わります!

仕上げはシャドーイング

1ヶ月も反復を繰り返していたら、CDの音声とほぼ同じようなタイミングで発音することができるようになっているはずです。

そしたら、練習方法をシャドーイング(CDの音声から少し遅れて影のように追いかけて発音していく方法)に切り替えてやってみましょう。

 

ここまでこなせるようになれば『英語耳』の活用はこれで完結です。

【注意点】

本書では、

「子音」と「母音」の『個々の発音』

『リエゾン(音声変化)』

『プロソディ(リズムやイントネーション)』

という順番で学習することをすすめているようですが、

第二言語習得理論の研究では、『個々の発音』よりも『プロソディ(リズムやイントネーション)』を先に学習すべきであるということが科学的に立証されているので、

英語を第二言語として高いレベルで習得することが目的であれば、本書の推奨する学習の流れは非効率ということになります。

 

ただ、初心者がTOEICリスニングのスコアを短期間で伸ばすということが目的の場合は、『個々の発音』はできるだけ早い段階で理解しておくことが重要であるため、本書が有効となります。

 

『英語耳』が終わったら公式問題集に切り替え

『英語耳』を攻略したら、次は実際に公式問題集のリスニング対策に移行しましょう。

英語耳になったあなたなら、かなり公式問題集の音声も聞きやすくなっているはずです。

 

こちらも、以下のように少しずつ難易度を上げながら学習を進めていくと非常に効率的です。

 

ディクテーションで実力を分析

はじめは、公式問題集のリスニングpartの音源でディクテーションをやってみましょう。

【ディクテーションの流れ】

①英文を一文聞いたら一旦音源を止めて書き取る。

②一度で聞き取れない場合は、もう一度繰り返し聞く。

③聞き取れる文がもうないというところまで繰り返し聞いてみる。

④すべて書き終えたら、書いた文を自分なりに見直して間違いがないか確認する。
※ここまでは実際の英文を先に絶対に見ない

⑤実際の英文と照らし合わせる

⑥間違っていた部分を意識しながらもう一度英文の音源を通して聞く。

taison
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英文の音源を聞くときは、全てを正確に聞き出そうというのではなく、必ず英文の意味理解しようとすることを意識して聞くことが非常に大事です。

 

 

すべての工程を終えたら、先程の方法で

  • まだまだ英単語の基礎が足りてないのか
  • 発音に慣れていないのか
  • リエゾンに慣れていないのか
  • スピードに慣れていないのか

などの自分の弱点を分析してみましょう。

 

ディクテーションが済んで自分英語力の分析ができたら、オーバーラッピングから少しずつ難易度を上げていきます。

 

【レベル1】『オーバーラッピング』

オーバーラッピングとは、

音源と同じ内容の英文を見ながら、流れる音声と同時に発音していくという方法のことを言います。

 

オーバーラッピングは英文を見ながらの作業なので、初期段階で行うなら非常に適した学習方法だと思います。

 

ただ、注意点としてはオーバーラッピングは、

①英文の意味を意識して行う

②発音を意識して行う

 

という2つの方法を分けて別々に繰り返すということです。

taison
taison

人の脳の構造的に2つを同時に意識して行うことはかなり難しく、

同時にやろうとするとどっちつかずの中途半端な学習となってしまうのです。

 

【レベル2】英文を見てリピーティング

リピーティングとは、

音源と同じ内容の英文を見ながら音声を一度聞き、一旦止めて、そのあとに音声を流さずに同じ英文を見ながら音読していくトレーニングです。

 

リピーティングは、オーバーラッピングと違い音声が流れていない状態で音読するため、やや難易度が上がります。

taison
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ここでもオーバーラッピング同様、英文の意味を意識する方法と、発音を意識する方法の2パターンを行うことが大切です。

 

【レベル3】ルックアップ&セイ(Look-up & Say)

ルックアップ&セイ(Look-up & Say)とは、

音源と同じ内容の英文を見ながら音声を一度聞き、一旦止めて、次に英文を見ないように顔を上げて(ルックアップ)暗唱(セイ)する方法です。

 

リピーティングとかなり似ていますが、音声を一度止めたあとは英文を見ないで暗唱する点が、また難易度を高めます。

taison
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こちらも一言一句正確に行おうとせず、意味を意識しながら暗唱することが大切です。

 

【レベル4】英文を見ないでリピーティング

ルックアップ&セイがスムーズにいくようになってきたら、

次は、先程のリピーティングを英文を見ずにやってみましょう。

 

【レベル5】音読

リピーティングに慣れたら、音源を止めて自力で音読してみましょう。

 

ここにきて音読?と思う人もいるかもしれませんが、起きやすいといってもただダラダラと英文読むわけではありません。

 

ここでも発音の全ての要素に集中して、音源とそっくりに発音できるようになるまで繰り返し練習することが重要なのです。

taison
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音読は、英語を習得するために必要な「音声」「英文」「意味」の3つを結びつけることができ、

第二言語習得理論においても『「音読」こそが全ての基本』と断言されるほど重要なトレーニングなのです。

 

音読の難しさに気づき、苦戦した場合は、一旦オーバーラッピングやリピーティングに戻り、何度も確認してから再び音読に挑戦してみましょう。

 

【レベル6】シャドーイング

英文を見ないでリピーティングができるようになったら、

 

仕上げにシャドーイングです。

 

シャドーイングとは、

英文を見ずに音声が流れた少し遅れて、影(シャドー)の様に音源通りに声に出して追いかけていくトレーニングです。

こちらももちろん、英文の意味を意識する方法と発音を意識する方法の2パターンで行いましょう。

 

これは、英文を聞き終わる前に発音していかなけらばならないため、かなり難易度が高くなります。

taison
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この公式問題集でシャドーイングのトレーニングをする段階になれば、リスニングの能力はかなり上がっていると思って良いでしょう。

 

 

いかがでしょうか?

 

英語力を上げるなら、全ては発音からです。

 

 

頑張って『英語耳』を身につけましょう。

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