イングリッシュブートキャンプは効果がない?
イングリッシュブートキャンプは、
「たった2日間(20時間)で英語が喋れるを約束」
がキャッチフレーズの超短期集中型の英会話スクールで、
2018年に、
日本テレビ「今夜くらべてみました」
日本テレビ「一周回って知らない話」
でテレビ放送されたこともあり、非常に注目されている英会話スクールです。
また、日本では2020東京オリンピックに向けて国際化が進んでいる近年、英語の需要も徐々に増加傾向にあります。
それにより、
・仕事で海外勤務となり英語を話さないといけなくなった
・英語が必要な面接日が迫っている
という状況の人も増えました。
そんな中、
このイングリッシュブートキャンプに目が止まったのは、
「たった2日間で英語が喋れる」
という、うさん臭さがぷんぷん漂うキャッチフレーズながら、
ちょっと焦っているあなたは
本当に効果があるのか怪しい
と興味半分、冷やかし半分ではあるが、少なからず興味を持ったのではないでしょうか?
また、ブートキャンプ?…
ちょっと懐かしいアレを思い出し、
結構スパルタっぽいのか?
追い込まれるのか?
とちょっと警戒心もあったりするかもしれません。
そこで、いくつかの実際の体験した感想を参考にしながら本当に効果があるのか見ていきたいと思います。
イングリッシュブートキャンプ体験後の感想
イングリッシュブートキャンプを体験した2日後に駅で戸惑っている外国人を見つけました。
今まで何度も見てきた、駅で困っていそうな外国人の姿。
何度か声をかけようかなと思ったことはありましたが、英会話に自信もないし、そもそも性格的にそいうことが苦手だしということでスルーしてきました。
ところが、その日の私は違いました。
その外国人に話しかけて、なんとそのまま30分一緒に電車で話していました。
Gori-Lifehack さんの記事から抜粋
初日と最期に同じようにひとり約30秒のスピーチ動画を撮影し、初日との差を比較したあとの感想…
実際に動画を見比べて見ると、そこには初日とは明らかに違う態度で堂々と英語を喋っている自分がいて、あまりの変貌ぶりに思わず笑ってしまいました(笑)
初日に抱えていた自信の無さや声の小ささなどに関しては、この2日でだいぶ改善されたと思います。
ALL EIKAIWA さんの記事から抜粋
まだまだ全然稚拙な英語力ですが、人前で英語でプレゼンするのとか全然余裕になります。
恐るべしEnglishBootCamp青木おさむさんのTwitterより抜粋
去年の6月にイングリッシュブートキャンプという英語合宿に参加しました。
たった2日間なので初心者がネイティブレベルまで英語能力は上がるわけではないですがスピーキング能力は劇的に上がったと感じました。
とりあえずとても楽しいです。笑くどう@きょうだい児エンジニアさんのTwitterより抜粋
このように、実際の感想・評価をみていると、イングリッシュブートキャンプを受講した後は、かなり効果を感じている人は非常に多いようです。
しかし一方で、
「学習から遠ざかっているとかなり辛い」
英語学習からかなりの期間遠ざかっている状態で参加するのは、かなり辛いものになるかと思います(それでも効果はあると思いますが)。
Hero
男性 / 40代後半 / 2016年頃から 1~3ヶ月間 / 初中級
(口コミサイトより)
「TOEIC300~400程度の人は理解するのが難しい」
ビジネス英会話の使えるフレーズの丸暗記などもあればもっと良いかもしれません。
全て英語での説明になるのでTOEIC300~400程度の人にとってはレッスン内容を理解するのが少し難しいと思います。
ヒルキ
男性 / 30代前半 / 2016年頃から 1~3ヶ月間 / 中級
(口コミサイトより)
などの感想もありました。
必ずしも良い印象で終わったということばかりではないようです。
イングリッシュブートキャンプで効果を実感するためには準備も必要?
イングリッシュブートキャンプを受講するのに必要な英語力をあらかじめ身につけておく必要がある
イングリッシュブートキャンプは、幅広いレベルの人でも受講可能ですが、さすがに初心者すぎる人は苦労すると思われます。
公式サイトでは、
「問題なく参加いただける英語力」
に関しての記載があります。
具体的な内容は、
高校卒業程度、あるいはTOEIC350以上程度の英語力を有している。
という条件でした。

TOEICのスコアが350というのは、英検3級レベル、つまり最低でも中学3年レベルの英語がある程度理解できておく必要があるということです。

ちなみに、
1級 ➡︎ 平均スコアは816
準1級 ➡︎ 平均スコアは732
2級 ➡︎ 平均スコアは517
準2級 ➡︎ 平均スコアは392
3級 ➡︎ 平均スコアは365
ぐらいだそうです。
この問題なくイングリッシュブートキャンプに参加できる目安である「TOEICのスコア350以上」をふまえると、
先ほど受講後にあまり良い印象で終われなかったであろう感想(悪評)があった理由は、
受講した本人がTOEICスコア350に満たないレベルの人、つまり中学3年レベルの英語でさえ忘れてしまっていたり、理解できないレベルだった
ということが考えられるのです。
もし自信がなければ、あらかじめ最低でも中学英語までは復習をして、あらためて知識をStockしておきましょう。
自分がTOEICのスコア350程度以上であるかどうかを調べるには?
自分がTOEICのスコア350以上あるのかがわからない場合、すぐにTOEICや英検の試験を受けられるわけではありません。
そんなときに自分でも適切なレベルなのかどうかを図るために2つの方法があります。
・NGSL(ニュージェネラルサービスリスト)の単語チェックテストを受ける
・NGSLのリスニングチェックテストを受ける
の2つです。
NGSLの単語チェックテストを受ける
New General Service List(NGSL)では、「この882語の単語がわかれば英会話の90%を理解できる」という英単語をリストしています。

※New General Service List (NGSL)とは、英語を第2外国語として学ぶ人に向けて造られた基本英単語リストのことです。
下の単語表は、そこからランダムに50語を抽出した単語リストです。
このNGSLの単語テストをイングリッシュブートキャンプの公式サイトから無料で受けることができます。
NGSLのリスニングチェックテストを受ける
NGSLを使用したリスニングテストもまた無料で受けることができます。
このリスニングテストは5分程度で、10問中5問以上正解できればイングリッシュブートキャンプへの参加は問題ないでしょう。
英会話に対して柔軟なマインドを身につけておく
私たちが英語に対して苦手意識がある理由は、
日本人特有の、自意識過剰による
・間違うと恥をかく
・笑われたくない
というマインドがはたらいてしまうからなのです。
想像してみて下さい。
たとえば、海外からの留学生がクラスに来たとき、その留学生がカタコトで決して綺麗とは言えない日本語であいさつしてくれたとしたら…
観光で日本に来ている外国人が、間違いだらけではあるが、日本語で道を訪ねてきたとしたら…
それを笑うことはありませんよね?
むしろ、
なんとか理解してあげよう、
困らないように教えてあげよう、
と思うに違いありません。
つまり、その逆も全く同じことが言えるのです。
私たちが、たとえ間違いだらけの英語で話しかけたとしても笑われることはありません。必ずなんとか理解して言葉を返してくれるはずです。
とにかく間違ってもいいから喋ってみる
このマインドを身につけておけば、イングリッシュブートキャンプで効果が出ないということは有り得ません。
このようにイングリッシュブートキャンプで最大限の効果が出せるように、最低限の準備はしておきましょう。
(英語のレベル別)イングリッシュブートキャンプ受講後の効果とは?
イングリッシュブートキャンプは、最初にレベル分けをされ、同じレベルの人たちと共同でプログラムが進んでいきます。
そうなると、初心者のグループ・中級者のグループ・上級者のグループでは、受講後の効果も違うはずです。
そこで、それぞれのレベルの人がどれくらい効果が出るのかを目安としてお伝えしておこうと思います。
初心者もしくはTOEICのスコアが400未満の初級レベルの人への効果
初心者・初級レベルの人は、まず理解できる英単語の数もそれほど多くはないので、最初は未知数すぎて不安でしかないと思います。
そのようなレベルの人が、イングリッシュブートキャンプを受講すると、
・英語で話しかけられるということに対する恐怖心が無くなる
・目をそらすことがなくなる
・自分の知っている単語を上手に使って、英語でコミュニケーションができるようになる
このような効果が出るのは間違いありません。
TOEICのスコアが400以上〜700未満程度の中級者レベルの人への効果
このレベルの人は、初級レベルの人に比べ語彙力も圧倒的に高いので、最もイングリッシュブートキャンプで、効果を実感して成長できるのではないでしょうか。
このようなレベルの人がイングリッシュブートキャンプを受講すると、
・私たちがもともとイメージしている「英会話」に近づける
・ビジネスにおいての英語の活用も可能になる
・より高度な英語で返答できるようになる
TOEICのスコアが700以上の上級者レベルの人への効果
この人たちは、元々の英語力はほぼ完璧に近いでしょう。それでも、英語で会話する機会がなければ「英語がペラペラになる」というのは意外と難しいものです。
このレベルの人がイングリッシュブートキャンプを受講すると、
・いわゆる「英語がペラペラ」になる
・英会話教室のインストラクターも夢ではなくなる
・海外での仕事でも問題なく活躍できる
あくまでも目安ですが、参考にしてみてください。
あとはイングリッシュブートキャンプに一歩を踏み入れる勇気だけ
英会話初心者の人はとくにですが、失敗はしたくないので、実際の口コミや体験談でこの英会話スクールはどうだろうと調べたと思います。
他の英会話スクールでも同様に調べているのではないでしょうか?
失敗しないためにリサーチするのは非常に大事なことです。素晴らしいと思います。
しかし、私の経験上それだけではいろんな英会話スクールの概要をただ見て、物色するだけで終わってしまい、いつまで経ってもその先に進めません。
やはり慣れない英語が飛び交う環境に入っていくのは少し抵抗があるものです。
そこでリサーチして悪い評判や口コミなどが少しでもあれば、それを理由に断念できるので少し安心してしまう自分もいるのです。
それがあと一歩が踏み出せない理由です。
どの英会話スクールでも、楽に英語喋れるようになるわけがありませんので、
・英語学習に費やせる時間
・費用
・自分が目標としているレベル
などを明確して、それに最も見合った英会話スクールを選べば一歩は踏み出せるのではないかと思います。
それでもやっぱり決心がつかないという人のために
どうしても不安で受講の決心がつかないという人のために、
イングリッシュブートキャンプでは、アシスタント・インストラクターという方たちがプログラム内外でいろんなサポートをしてくれます。
アシスタント・インストラクターによる7つのサポート
受講生の英語力の適切な把握
学習効率をあげ、最大限の効果が出るように、キャンプ当日の朝、独自の英語力テストで実力を測定します。
これにより、グループワーク時にも、同程度の英語力の人同士で組むように調整することで、どのレベルの英語力の人でもストレスなく学べる工夫がされています。
『マスコット的盛り上げ係』
赤の他人同士の受講生たちが少しでも早く気軽に話しかけやすくなるために、休み時間に話したり、食事を一緒に取ることで場を盛り上げます。
『お助けマン介入』
課題自体の進め方が理解できない、課題が思うように進まないといった受講生がいたときに、さらに分かりやすいように説明を追加したり、課題をこなす為のを援助をしたり、要所要所でサポートをしていき、必ず受講生が課題をやり遂げられるようにしています。
『応援団』
イングリッシュブートキャンプは、楽しく受講できるよう工夫されていますが、学びのためにどうしてもタフな課題も用意してあります。
そのため、疲れや、気持ちが落ち込む人も出てくることがあるので、そんな時のためにプログラム内にも入り込み、『もう少しです。頑張りましょう』といった形でマラソンの沿道の応援のように受講生を鼓舞していきます。
こだわりのオリジナル教材
教材を作るときは、アシスタント・インストラクターが中心となります。
受講生に使いやすく効果的な教材は、日本人として英語を学習した者が一番よくわかるため、試行錯誤を重ねネイティブ・インストラクター達と協力して最強の教材を創り出しています。
アンケートによる改善
イングリッシュブートキャンプでは、可能な限り受講生にプログラム前後にアンケートを実施されています。
これにより、常にニーズに応えることができ、即プログラムの改善につながり、効率が上がります。
『事前サポート制度』
どうしても、「ついていけるかな」と不安に思う人の為に、事前サポートという制度があります。。
プログラム当日にロケットスタートできるように、イングリッシュブートキャンプに参加する当日までに、ご希望の方には60分程度の英会話練習が実施されています(有料オプション)。
また、不安な点や分からない点、英会話の勉強法についての悩みについてもお答えてもらうことができます。
事前サポートについては、
- 電話(03-5797-9801)
- 公式サイトの問い合わせの欄より
詳しくはこちらをご覧ください

このような細かなサポートもあるので、安心して受講できると思います。
最後にイングリッシュブートキャンプ代表の「勇気の英語」語録で、気持ちを高めよう
イングリッシュブートキャンプの児玉代表が随時発信している「勇気の英語」語録の中に、「自分でも結構いけるのではないか」と思えてきそうなものがたくさんありましたのでいくつか紹介したいと思います。
あと一歩を踏み出すきっかけになればと思います(^^)
英会話の90%を理解するために必要な単語数は900語。そして私たちは中学で1200語以上学んでいます。すこし勇気を出せば、きっと話せるはず!
誰だって話しかけられるのは嬉しいもの。そこに語学の優劣は関係ありません。たとえカタコトの英語であろうとも、懸命に話しかけてくれる人とは友達になりたいと思うのでは?
相手が英語のネイティブ・スピーカーであれば、なおさら有利。「どんな球でも拾ってくれる」ではないですが、たとえ不完全な英語でも、なんとか理解してくれるはず。安心してガンガン行きましょう!
英会話は、ピアノに似ています。楽譜をいくら暗記しても指は動いてくれません。英単語も覚えるだけでなく、どんどん使ってみなくてはうまくなりません。その為には、恐れずどんどん英語を話していきましょう!
とくに外国語の場合、英語の発音は普段つかいなれている母国語の発音に引きずられてしまいます。発音に自信がないから、と英会話をあきらめるより、話しているうちに、向上していけばよいのです。
英語に苦手意識やコンプレックスを持っている方がいたら、逆の立場を想像してください。自分の国の言葉を使って頑張って話してくれるひとがいたら嬉しいはず。たとえたどたどしくなってしまっても大丈夫!どんどん話始めましょう!
あがり症とも言われる「自意識過剰」は恥の文化を持つ日本において群を抜いて多いそうです。英語の際は「恥の文化」はさておき、たとえ完璧ではなくてもどんどん話してしまいましょう!
詳しくはこちらをご覧ください。
いかがでしょうか?
少し英会話への扉が開けそうな気がしませんか?
このように英語に関してのイメージに柔軟性を持たせれば、考え方が変わり、英会話スクールに行ってみようといさう勇気が湧いてくるはずです。
公式サイトでは、日程や予約の状況なども確認できますので、都合の良い日を見つけて参加してみましょう。
決心がついたら公式サイトから
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